予防接種
生後2か月からスタートする予防接種、当院ではBCGも含め
全て接種可能です。初めての予防接種では、今後のスケジュールについて丁寧にご案内します。
乳児健診や保護者さま自身の予防接種も一緒に可能です。
現在以下のワクチンの流通に制限があります
◎おたふくワクチン:入荷がストップしております
◎日本脳炎ワクチン:1回目の方を優先して接種しております
(準備中)ワクチン接種をするかどうか悩まれてる保護者さまへ
ワクチンを接種することに否定的な意見もインターネット等には沢山載っており、そのような情報を目にして不安に思わる保護者さまもいます。当院では、「怖いから全部打たない」 のではなく、正しい情報を知って「必要なワクチンを打つ」選択をして頂きたいと考えています。ワクチンを打つことをなやまれている保護者さまはぜひお読みになってください。
定期予防接種(公費対象)
ヒブワクチン(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型感染症)
ヒブワクチン(不活化ワクチン)で予防します。
生後6か月以降からかかる赤ちゃんが増えますので、生後6か月までに3回目、1歳で追加接種をします。
ヒブワクチン導入前の日本では、年間約600人がヒブによる細菌性髄膜炎になり、亡くなる子どもも2~5%いて、脳の後遺症が30%くらいに残っていました。
肺炎球菌ワクチン(小児の肺炎球菌感染症)
プレベナー
B型肝炎ワクチン
B型肝炎は非常に感染力の強いウイルスで、肝炎の後、肝硬変や肝臓がんをおこします。
生後2か月から、ヒブ、小児用肺炎球菌、ロタウイルスワクチンとの同時接種がおすすめです。
母親がB型肝炎キャリアの場合は、生後1週間以内に産科施設でB型肝炎予防用の免疫グロブリンを接種します(健康保険で接種できます)
ロタテック/ロタリックス(ロタウイルス胃腸炎・腸重積)
ロタウイルスワクチン(生ワクチン)を飲んで(経口)予防します。生後6週から接種(経口)ができ、生後2か月からヒブ・小児肺炎球菌ワクチンと同時接種がおすすめです。
遅くとも生後14週6日までに受ける必要があるため、出来るだけ生後2か月の誕生日に受けましょう。
ロタウイルスには多くの種類(型)があり、5歳頃までに少なくとも1回以上はかかります、重症化すると腸重積になり、手術が必要です。このワクチンで重症になるのを約90%防ぐことができます。
4種混合(DPT-IPV)
結核(BCG)
スタンプ式のワクチン(結核菌を弱めたBCG菌の生ワクチン)です。
標準的な接種スケジュールは生後5~8か月で、生後11か月(1歳未満)まで定期接種で受けられるようになりました。3か月未満では接種できません。
日本脳炎ワクチン
麻疹風疹ワクチン(MRワクチン)
小児だけでなく、30~40代の大人にも必要なワクチンです。
任意接種
おたふく
おたふくは「ムンプスウイルス」の感染から発症します。 潜伏期間は2~3週間程度で、発熱、耳の下のはれと痛みが起こります。無菌性髄膜炎、 難聴、 精巣炎の原因となり、難聴や男性不妊のりすくがあります。有効な予防法はワクチンです。
中央区在住の方は4000円の補助が受けられます。
インフルエンザ
当院では、通常のインフルエンザワクチンのほか、防腐剤フリー(フルービック)も取り扱っております。妊婦さんはフルービックで接種しましょう。
ワクチンを打つ意味は?
①病気にかかりにくくする ②集団免疫
現在重症化すると障害を残したり、命にかかわる病気の発症や重症化を予防する意味と、ご自身のお子さまだけでなく、兄弟やお友達を守る意味もあります。
ワクチンって安全なの?
現在、日本で接種できるワクチンは、世界中の国で沢山のお子さまに接種されている安全性の高いワクチンです。然しながらワクチンを接種した後には一定数の「副反応」や「有害事象」が発生します。
副反応や有害事象について
本当に全部打つ必要があるの?
HPVワクチン
(ガーダシル)
大変お待たせ致しました!
ガーダシル9が接種可能になりました。ぜひご予約下さい!
当院では、HPVワクチンのガーダシル(4価・定期接種対象)とガーダシル9(9価)が接種可能です。もちろん男性にも接種可能です。ガーダシルは、子宮頸部異形成/頸癌/陰茎がん/咽頭がんの一部を予防できるワクチンです。
ご自身の未来、そしてパートナーさんのために是非接種しましょう。
ご希望の方は、頸癌や異形成について婦人科専門医からのご説明が可能です。